奇跡の経営学、経営者特集

観光ツアーも赤字だった。

はとバスツアーのV字回復

1998年倒産寸前のはとバスの経営を回復させた社長は就任当時は貧乏くじを引かされたと落ち込んだそうです。
「お客様第一主義」「現場重点主義」「収益確保至上主義」の経営方針のもと社員の意識改革や徹底した合理化、サービス向上、過去2年赤字路線・事業廃止など、様々な経営改革を行いました。
初めに行ったのは、社長3割・役員2割・社員1割の給料カットです。(その年には黒字に転換、業績回復の3年後には、給料を元に戻します。)
当然現場からの声は厳しいものでしたが、この事が社員に危機感を覚えさせたそうです。
また自身月に3回、役員には月1回はとバスを利用して、お客様の声をよく知るとともに、現場に居るスタッフの声を直接聞ける「お帰り箱」を設置し、全ての意見に社長本人が直接返事を書いたそうです。
こうして社員一丸となって、赤字脱却をしていった、はとバスはプロが行きたい旅行会社にも認定されました。

バス会社が手掛ける赤字ローカル線

京都丹後鉄道は西舞鶴から日本三景の天橋立まで走る人気の観光列車です。
しかし以前は、日本一の赤字鉄道と言われ事実上破綻していたのです。
2015年に再建に力を貸したのが、WILLER(株)です。(京都丹後鉄道の運行の為に、WILLER TRAINSを設立)
丹後鉄道の観光車両は、普通の列車とは少し違います。
レトロ感もありながら、社内は喫茶店のようで、カウンター席・グループ席・ソファ席ゆとりのある空間が広がっています。
列車によっては、レストランやカフェも楽しめる変わった列車です。
鉄道ファンのみならず、一般観光客からも人気・満足度も高い観光列車です。
WILLERは、観光列車で人を呼び経営を再生、結果として地元の人の足(交通)を残そうとして、企画したそうです。
他にもWILLERはレストランバスなどを展開して、地域おこしにも貢献しています。


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